介護職は底辺だと思われていたなんて、ショック…

介護のどんな点が底辺なの?

今後介護職の待遇は良くなるの?

 

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介護職は世の中に必要とされている仕事です。

一方で「介護職は底辺だ」という偏見
まかり通っているのは、非常に悲しいことです。

介護職はなぜ、
そんなイメージで捉えられてしまうのでしょうか。

 

待遇面から見た介護職の現実と、
今後の展望について調べてみました。

介護職は底辺って本当?

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Original update by :写真AC

そもそも介護職は底辺だという偏見は、
どこから生じるのでしょうか。

よく耳にするのは次の2つの理由です。

 

1. 給料が低い

2. 雇用の受け皿になっている

1. 給料が低い

給料が高いことが良いことだ」という
価値観の方から見ると、お給料の少ない
介護職は底辺に値するのでしょう。

そのような方に、介護の仕事の魅力である、
やりがいや利用者との信頼関係などを説明しても、
きっと理解してもらえないと思います。

自分の親や自分自身が介護施設にお世話になって
初めて、介護職のありがたさに気が付くのでしょう。

2. 雇用の受け皿になっている

介護の現場は慢性的に人手不足ですから、
頻繁に介護職の募集広告を目にします。

募集要項に「学歴不問、年齢不問、未経験者可」と
書いてあると、誰でもなれる職業なんだという誤解が生じます。

何年間もひきこもりだった方や、
リストラされてどこにも転職出来なかった中高年の方が、
最後に頼るのが介護職というイメージを持っている方も多いです。

実際には、向き、不向きがこれほどハッキリする
職業も無いのですが、人手不足からどんな人でも
即採用してしまう施設があるのは事実であり、
それが介護職に対する偏見を生んでしまうのです。

 

価値観の違う人達の言う事など気にするな、
という意見もあると思いますが、
介護職に誇りを持っておられる方には、
介護職=底辺と思われることは非常に悔しいことです。

 

このような偏見を無くしていくには、
まず、介護職の待遇を改善することが求められます。

その前に、現在の待遇が
どのようなものなのか、確認していきましょう。

介護職の現在の待遇はどんな感じ?

公益財団法人の介護労働安定センターが
毎年出している「介護労働実態調査」(平成26年度)から、
介護職の待遇の実態を見ていきましょう。

 

職種別の平均月給と一月の労働時間は下記の通りです。

 

・訪問介護員…205,088円、144.7時間

・サービス提供責任者…234,956円、165.0時間

・介護職員…222,445円、162.7時間

・看護師…288,984円、157.5時間

・介護支援専門員…268,066円、160.6時間

・生活相談員…250,299円、166.2時間

介護職全体の平均は、237,785円、160.5時間でした。

 

全産業の一般労働者の
平均月給は、299,600円、平均労働時間は140.9時間です。
(厚生労働省「労働統計要覧」より)

 

介護職の賃金は、夜勤手当、
残業手当が含まれた実労働賃金です。

それでも他の産業の平均より約6万円
低くなっていますし、労働時間は20時間も多くなります。

連続した休暇が取りにくいことも
労働時間が長くなる要因です。

 

賃金と労働時間だけを見ても、
他の産業に比べて介護職の待遇が悪いことは否めません。

 

労働条件への不満を聞いた
アンケートの上位5位は、下記のような結果になりました。

 

1. 人手が足りない(48.3%)

2. 仕事内容の割に賃金が低い(42.3%)

3. 有給休暇が取りにくい(34.9%)

4. 身体的負担が大きい(30.4%)

5. 業務に対する社会的評価が低い(28.6%)

人手不足のため長時間労働になっているのに、
賃金が低いことへの不満が表れています。

この不満が離職率の高さ(年間16.5%)へと繋がっていきます。

負のスパイラルに陥っていると言っても過言ではありません。

 

介護職の現在の待遇が決して良いものではない
ということは分かりましたが、このような状況が
今後も続くようであれば、

介護職=底辺という偏見はなかなか消えません

 

改善の兆しは見えているのでしょうか。

今後の展望を見ていきましょう。

介護職の今後の展望はどうなる?

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Original update by : イラストAC

高齢化社会が進む中、
国も現状のままで良いとは思っていません。

介護職の待遇改善の一つである、
介護職員処遇改善加算」という取組みについてご説明します。

 

介護職員処遇改善加算とは、
介護職員の待遇を改善する事業者には
介護報酬を上乗せしてあげよう、という制度です。

 

介護報酬を上乗せしてもらうには
以下の2つの要件があり、全職員に通知する必要があります。

 

1. キャリアパス要件

2.  職場環境等要

1. キャリアパス要件

1)職員のキャリアアップに応じた賃金体系などを整備すること

2)資質向上のため、職員がキャリアアップしていく
ための計画を策定して、研修の実施を確保すること

2.  職場環境等要件

 

・非正規職員から正規職員への転換

・腰痛対策などの負担軽減を目的にした介護ロボットやリフト等の導入

・子育てとの両立を目指す人のための
育児休業制度などの充実…等

満たしている要件によって、
段階的に加算される金額が増えていきます。

キャリアパス要件の1)と2)及び、
職場環境等要件を全て満たすと、
一人当たり月に2万7千円相当の加算が付きます。

 

年収で約30万円のアップはかなり大きいですが、
残念ながら全ての介護事業所が
この「介護職員処遇改善加算」を利用しているわけではありません。

全体の14.2%に当たる事業所が申請していませんでした。

 

申請しない理由として、

 

・算定事務が煩雑すぎて申請出来ない

・要件を満たすための研修制度を整えることが出来ない

・介護職以外の職員(例えば栄養士や看護師)
には加算されないので不公平が出る

 

などが挙げられています。

 

職員に事前に確認して、皆が納得した上で
申請しないことになったのならば仕方ありません。

しかし、職員に相談せずにこの制度を
利用しない事を決めた介護事業者は、
介護職の待遇改善や質の向上に興味が無い事業者

と言っても良いのではないでしょうか。

 

もし今働いている事業所が
「介護職員処遇改善加算」を利用しない事業所であったなら、
なぜ利用しないのか問い合わせてみて下さい。

納得いく理由が挙げられなかったら、
少しでも条件の良い介護施設に転職も考えてみましょう。

 

今、介護施設は二極化されていると言われています。

職員の待遇改善を積極的に行い、
質の良い介護職員が集まる事業所と、

職員の待遇改善を行わず常に人手不足で、
質の悪い介護職員が集まる事業所。

 

介護職を底辺と言わせないためには、
後者のような事業所が淘汰される必要があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

介護職は決して底辺の仕事ではありません。

しかし、

 

・ 給料が低い

・ 雇用の受け皿になっている

 

など、待遇が良くないために底辺に見られがちです。

 

体具改善のために
努力している事業所もたくさんあります。

その目安として
介護職員処遇改善加算」制度を
利用しているか、確認しましょう。

 

待遇が改善され、誇りをもって仕事に
励む職員が増えれば、底辺だと言う人は
自然に減っていくはずです。



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