介護職を辞めたいけれど
人が足りないって引き止められた

どうすれば辞められるの!?

人材不足の原因が知りたい・・・

 

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現在、大きな問題になっているのが
介護士の人材不足」です。

 

日本では高齢化社会が進んでいて、
将来はほとんど高齢者となる世の中がくるでしょう。

しかし増え続けている高齢者に対して、
介護施設で働く介護士の数が圧倒的に少ない現状があります。

その結果、
辞めたくても辞められないという現象が起きています。

 

そもそも介護職は本当に人材不足なのでしょうか、
また人材不足の原因は何なのでしょうか。

ここでは介護職の人材不足の原因や対策を考えていきましょう。

ホントに介護職は人材不足?

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Original update by:acworks

厚生労働省の見通しでは、
2025年には介護職員約30万人が不足すると発表しました。

2025年というのは
団塊の世代が75歳以上になるといわれています。

 

団塊の世代は人口が多い世代でもあるので、
この時に急に高齢者の数が増えると予想しているのです。

その結果、介護職員は248万人必要になります。

 

しかし現状、
確保できる介護職員の数は215万人にとどまり、
約30万人が不足する見通しなのです。

介護保険制度がスタートした2000年には
約55万人であった介護職員数は大幅に増加し、
2013年度には176万人にもなりました。

 

しかし現在はまた、有効求人倍率が増加していて、
介護職の人材不足が深刻化しています。

有効求人倍率とは、
ハローワークで仕事を探している人
1人に対して、求人が何件あるかを示した数値です。

 

これは厚生労働省が全国のハローワークの求職者数と
求人数をもとに算出して「職業安定業務統計」の中で
毎月発表しています。

計算方法は以下の通りです。

有効求人倍率 = 求人数 ÷ 求職者数

これによって導き出された数値が
1を超えていると労働者を探している企業が多く

1未満の場合は仕事を探している求職者が多いということになりますね。

 

介護職の有効求人倍率が多い
都道府県をいくつか見ていきましょう。

1位は栃木県で13.82という数値になっています。

 

これは1人の応募者を14社の介護施設が
取り合いをしている構図が出来上がります。

2位が愛知県の13.52、3位は広島県の9.73、
4位は千葉県の8.44、5位は秋田県の6.98。

 

介護職の有効求人倍率全国平均は3.74となるので、
かなり高いことが分かります。

上位を見ていくだけでも、
介護職の人材不足がどれほどか、を想像することができるでしょう。

介護業界が人材不足の原因は?

介護業界は就職するのに
窓口が広いので、就職しやすいのですが

同時に、離職する人も多いのが特徴です。

 

ある年の介護職の採用率と離職率を比較した表によると…

 

介護職正社員の採用率は21.8%なのに対し、
離職率は16.8%になります。

これは就職した人の半分以上が離職している
という結果を示していますね。

 

パートの場合も
採用率は26.8%に対し離職率が24.7%となっています。

有効求人倍率が高いためその分採用率も
高くなっていますが、同時に離職率も高くなっているのが現状です。

 

この離職者の増加が
介護業界の人材不足を増加させていると言えるでしょう。

離職してしまう人の主な原因を探ってみます。

 

1番大きな要因は仕事内容がキツイにも関わらず、
給料が安いということにあるでしょう。

介護職は高齢者の介助や身の回りのお手伝い、
認知症防止を目的としたレクリエーションなど
広い範囲の業務が求められます。

 

その中でも入浴の介護や下のお世話と言った、
とてもキレイとは言えない仕事も含まれるのです。

もちろん高齢者によっては
体格のよい人もいますので、体力勝負になるでしょう。

 

介護施設などでは24時間体制
高齢者のお世話をすることになるので

夜勤を含むシフト制での勤務になります。

 

すると勤務時間が不規則になって、
介護士本人が体調を崩したり、うつ病になったりするのです。

 

更に介護職は毎日同じ空間で、
同じメンバーと顔を合わせることになります。

すると一緒に仕事をするスタッフとの人間関係に悩んだり、
お世話をする高齢者から心無い言葉を浴びせられるなど

精神的にも限界を感じてしまうケースが少なくありません。

 

それなのに給料は一般企業に比べると
5万円~10万円近くも低く、
モチベーションが下がってしまいます。

重労働、低賃金、人間関係の悪化
この3つの要素が介護職の人材不足を招いているのです。

国の対応策は?給料は上がるの?

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Original update by:カメラ兄さん

 

人の命を預かり、専門知識が必要とされ、
さらに身体への負荷が高い仕事なのに、
なんで平均年収が他の業種よりも低いのだろうか

介護職で働く人が持つ不満のひとつです。

 

介護福祉士の資格は持っているものの、
実際に介護職には就いていない
潜在介護士」も増えている現状です。

 

年々人材不足となっていく介護職、
このままでは問題になるため

介護職の人材不足を解消すべく
厚生労働省がいくつかの取り組みを発表しています。

 

介護職員処遇改善加算」という取り組みをご存じですか?

国では、介護職員を増やすべく、
介護職員の賃金や研修制度を充実させている事業者を
金銭的に優遇する制度を作っています。

 

2015年4月からその制度が改定され、
これまでよりも手厚い支援が実現するというのです。

介護保険制度では
事業所に支払う介護報酬の額を国が決めています。

 

介護職員処遇改善加算はその報酬額を決めるにあたって、
「介護職員の待遇を改善する事業者には金額を上乗せしてあげよう」
というもの。

国が定めている基準に従って
条件をクリアしていれば介護報酬が多く支払われます。

 

その条件とは
「キャリアパス要件」と「職場環境等要件」があります。

・キャリアパス要件

資格や経験年数、介護技術など、
役職に就くための条件が決まっていることや、
役職に応じて給料が決まっていること

そして就業規則などの書面があり、
全介護職員に知らされていることがあげられます。

 

また、キャリアアップのための計画的な研修が
実施されていることや、そのためのシフト調整
費用援助ができていること

またそれらの支援体制が
全介護職員に知らされていることなども見られます。

・職場環境等要件

その職場で働く環境においての取り組みで
以下のような条件があります。

 

非正規職員から正規職員への転換、負担軽減を
目的とした介護ロボットやリフトなどの導入

更に、子育てとの両立のための育児休暇制度
事故・トラブル対応マニュアルの作成などです。

 

これらの中からいくつか、
またはすべての条件を満たせば、その達成度合いに応じて

介護報酬が加算され、介護職の給料がアップするという仕組みなのです。

どうしても介護職を辞めたい時は?

やっと厚生労働省が動き出したとはいえ、
「そこまで待っていられない!」、
「今すぐ介護職を辞めたい!」と考える人もいるでしょう。

すでに体調を壊していて続けられない、
うつ病になりそうで早く離れたい、
そういった場合はもちろん辞めることは可能です。

 

あなたが退職したい正当な理由を
述べているにも関わらず、会社側が認めてくれないのであれば

労働基準監督署への通報するという方法もあります。

 

会社側にあなたを辞めさせない、
という強制はできないのです。

第三者の介入により退職を認めてもらうか、
会社側に給料や働き方の変更を求めても良いでしょう。

 

夜勤を減らしてほしい、給料を上げてほしい、
休みを増やしてほしいなど今さら無理だと思うことでも、
思い切って提示してみるだけでも、状況は変わります。

 

「それはできない」と言われて、
退職を認めてくれる場合もありますし

多少、提示通りに動いて貰える可能性もあります。

 

また介護職の資格や経験を活かした
別の職業に転職するのもおすすめです。

介護職は将来性が高いので、
今後もまた戻りたいと思う時が来るかもしれません。

 

そんな時に介護の知識が
ゼロに近い状態になっているのは勿体ないです。

そこで、
医療事務や営業事務などに転職してみてはどうでしょうか。

 

医療の現場でも介護はつきものなので、
事務をしながらアドバイザーとして働く人もいます。

営業事務は介護用品の営業事務のことです。

 

介護用品を扱うメーカーで
老人ホームに使用する消耗品のアドバイスをしたり

口コミや評価を集めて、
次の顧客に繋げるようなお仕事も良いのではないでしょうか。

介護職の人材不足の原因について|まとめ

介護職は就職しやすい業種ですし、
将来性もあります。

ただ、現状では低賃金の関係から、
離職していく人が多いのが人材不足の原因になっています。

 

ようやく厚生労働省で動きが見え始めてきて、
条件付きで介護報酬をアップさせる制度も確立されてきました。

長い目で見れば、介護職は誰もが就きたくなるような
保障のある職業に生まれ変わる可能性がありますね。

 

今すぐ辞めたい場合は、
完全に介護職から離れるのではなく、
いつでも戻れる状態になれる転職がおすすめです。

今後の動きに期待できる職業ですので、
介護士としての知識や経験値は大切にしましょう。



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