介護職に将来性が無いって本当なの?

今後、給料などの待遇が良くなることは無いの?

 

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介護職に将来性は無い」なんて言葉を耳にすると、
このままずっと介護職を続けていていいのか不安になりますよね。

特に介護職を始めたばかりでこれから頑張ろう!と思っている時に
そんな事をいわれたら、ガッカリしてしまいます。

 

日本はこれから超高齢化社会を迎えるというのに、
介護職に将来性がないなんて本当なのでしょうか。

今後の需要はどうなるの?待遇改善は期待できるの?

今回は、介護職の将来性についてお伝えしたいと思います。

 

介護職の現状ってどんな感じ?

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Original update by : イラストAC

 

介護職は将来性が無いから辞めた方がいい。

介護職経験者からこのようなセリフを聞いてしまうと、
このまま仕事を続けても大丈夫なのか不安になります。

 

しかし「将来性がない」とは何を根拠に言っているのでしょうか。

まずは、介護職の現状を正しく認識しておきましょう。

 

厚生労働省の

「介護職員をめぐる現状と人材の確保等の対策について」

という資料から、以下のポイントに絞って読み取っていきましょう。

 

  • 介護職員数の推移と見通し
  • 有効求人倍率
  • 入職率・離職率の状況
  • 賃金
  • 教育・研修の状況

 

介護職員数の推移と見通し

介護保険創設以来、介護職員は大幅に増えていて、
常勤・非常勤と併せて130万人を超えています。

平成37年(2025年)には
更に1.5倍以上の職員が必要と言われています。

 

有効求人倍率

介護職員の需要の高さを物語っているのが有効求人倍率の高さです。

平成24年の有効求人倍率の全国計は0.74倍だったのに対して、
介護関係の職種は1.88倍

特に都市部で介護士が不足しており、東京都では3倍を超えています。
介護職は常に人出不足であることが分かります。

 

入職率・離職率の状況

常勤者の入職率と離職率を他の産業の合計と比べてみると、

 

  • 産業計 … 入職率11.3%、離職率10.9%
  • 介護計 … 入職率17.5%、離職率25.6%

 

介護職は入職率・離職率ともに産業計と比べて高いです。

 

平成21年の動向を見てみると、
入職者も多いですが、離職者も多いことが分かります。

 

  • 入職者…33.1万人(学卒就職者…4.8万人、社会人経験者…28.3万人)
  • 離職者…21.8万人

 

離職者のうち、13.7万人が介護職を離れて他の産業へ転職しています。

 

賃金

需要が高く人手不足の状態なのですが、平均賃金は、

 

  • 産業計…323,800円
  • 介護計…239,500円

 

と、かなり低いのが現状です。

 

介護職は女性が多い職場なので、どうしても低賃金になりがちです。

実際、女性だけの賃金を見ると、

 

  • 産業計…248,800円
  • 介護計…228,300円

 

とそれ程差はありません。

しかし、男性の賃金を比べてみると

 

  • 産業計…360,200円
  • 介護計…269,000円

 

10万円近く低くなります。

結婚して家族を養っていくのは難しい…
という理由で辞めていく男性介護士も多いです。

 

教育・研修の状況

人材確保、離職率の低下のために、
様々な研修を取り入れている介護施設も多いです。

 

  • 教育、研修の計画を立てている … 56.6%
  • 業界団体などが主催する研修には積極的に参加させる … 44.8%
  • 採用時の教育、研修を充実させている … 40.8%

 

また国も、「介護雇用プログラム」や「キャリア形成促進助成金
などで支援をしています。

 

 

これらをまとめて、介護職の現状をみてみると、

 

  • 介護職の需要は今後も増え続け、常に求人が出ている
  • 入職者も多いが離職者も多い
  • 需要が高いのに低賃金である
  • 施設側も国も定着率を上げるために、様々な対策を取ってはいる

 

ということが分かります。

この状況を見て、
「将来性が無い」と断定するのは少し早いのではないでしょうか。

 

介護職に将来性はあるのか?

「介護に将来性が無い」と言う方は、
常に慢性的な人手不足でありながら低賃金である現状
を嘆いてるのではないかと思われます。

 

では、人手不足と低賃金は
今後解消される見込みはあるのでしょうか。

 

1.人手不足は解消できる?

高齢者の人口は今後も増える一方ですので、
介護施設の需要は益々高まります。

新規参入してくる企業もあるでしょう。

ですので、慢性的な人手不足はなかなか解消されないと思われます。

 

国は外国人介護士の受け入れ拡大を検討していますが、
言葉の壁や習慣の違いなどから難しいと思われますし、
教える側の日本人介護士の負担は益々増えると考えられます。

 

2.賃金などの待遇は改善される?

介護職員に支払われる賃金は、介護報酬から賄われています。

介護報酬はサービスごとに国が決めており、
今後は引き下げる方針が決まっています。

介護報酬が減れば介護施設の収入は少なくなりますので、
大幅な給料アップは望めないということになります。

 

それではますます人材が流出してしまう、
ということで、一定の基準を満たしている施設に
介護職員処遇改善加算」という特別枠で報酬を加算する制度が有ります。

それにより、全ての要件を満たしている施設では
一人当たり27,000円相当の加算が受け取れるようになっています。

 

 

1.と2.を読んで、あなたは介護職に将来性があると感じましたか?

人手不足は解消されない、
加算があるといっても介護報酬は今後下がる予定……

介護職に輝かしい未来がある、とはとても思えない状況ですね。

 

しかし今、介護業界は二極化が進んでいるのです。

待遇が良く優秀な人材が集まってくる事業所と、
旧態依然のまま職員を使い捨てのように扱うブラックな事業所です。

 

良い事業所は今後事業を拡大していくことが予想されます。

介護サービスは多様化していき、
お金が有る高齢者が入る「サービス付き老人ホーム」など、
介護報酬を超えた有料サービスを展開していくでしょう。

そのような施設では、職員に対しての教育や研修制度を充実させたり、
介護の質を高めるために人員を多めに配置したりするはずです。

利益が上がれば当然、待遇も良くなるでしょう。

結果、良い人材集まって定着する、という好循環が生まれます。

 

介護職の現状はなかなか厳しいものがありますが、
将来性のある介護施設に就職することが出来れば、
決して悲観することはないのです。

 

介護職を少しでも長く続けるためには?

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Original update by : イラストAC

 

上で見てきたとおり、介護職の将来性は、
いかにして良い介護施設に就職することが出来るかどうか
にかかってきています。

 

今自分が働いている介護施設が良い施設かどうかを見極めるには、
次の4つをチェックしてみて下さい。

 

  • しっかりとした経営理念がある
  • 研修制度が確立されている
  • 介護事務を専門に行う職員がいて、介護職員処遇改善加算の届け出をきちんとしている
  • 上司が職場のいじめなど、人間関係の相談に乗ってくれる

 

もし、これらの項目にチェックが入らないようでしたら、
残念ながら将来性の無い施設と言っても良いでしょう。

出来るだけ早く、良い介護施設への転職をお薦めします。

 

しかし、待遇の良い介護施設は
人気が有りますから採用基準が厳しくなります。

専門知識を身につけて、取れる資格は取っておきましょう。

 

また、介護は体力勝負です。

年齢を重ねると、
腰痛などを抱えて現場で働けなくなる可能性もあります。

ケアマネージャーなどの相談業務を目指したり、
マネジメントを勉強して経営に回るなど、
自分自身の将来設計も立てておきましょう。

 

介護職の将来性について|まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

介護職には将来性が無いというのは、
表面的な現状しか見ていない方の意見でしょう。

今後は将来性の無い事業所は淘汰されていき、
将来性のある待遇の良い事業所が生き残ります。

 

介護職で長く働きたいと思ったら、

 

  • 早目に将来性のある介護施設に転職する
  • 介護の専門知識を付けて必要とされる職員になる
  • 体力面なども考慮して、ケアマネや経営側に回ることも視野に入れる

 

以上の事を意識してみて下さい。

理想的な介護施設は必ずあります。
まずはそれに見合う自分になることを目指しましょう。

 



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